新井サダ先生の米寿を祝う会 収録DVD完成
今日、1月10日に開催された「新井サダさんの米寿を祝う会」の、収録DVDが完成しました。
10日の祝賀会は、来賓の皆さんの心の籠もった熱いメッセージが続き、2時間半の予定が1時間オーバーする大盛会となりました。DVDの編集にも随分と工夫が必要であったようです。撮影と編集は、我々エンターオンと共に2008年高校総体ネット放送を実現し、今年正月、東京消防庁出初式の衛星中継を担当した動画配信支援センター理事、チャンネルNの高橋さん達です。
2カメで受付から最後の記念写真まで約4時間全てを収録しました。
この会は、埼玉県を代表する、というより日本を代表する名看護師、新井サダ女史のお祝いというだけあって、錚々たる来賓の方々が、外交辞令ではない心の籠もったご祝辞の数々で、ちょっと長めと思いつつも、聞き惚れてしまうほどでした。
上田埼玉県知事、かの事業仕訳人枝野幸男衆議院議員、日本看護協会で新井サダさんと一緒に仕事をされ、新井さんを看護職の母と慕われる山崎摩耶衆議院議員、元歯科医の島田智哉子参議院議員、武正外務副大臣、久常日本看護協会会長、さいたま赤十字病院院長・・・日頃テレビや新聞でしかお目にかかれない、埼玉県や日本全体を動かす政治家やその道のトップクラスの方達が、次々に登場されるのには驚いてしまいました。
乾杯の音頭は新井さんとお父上(元大宮市長)の代からのお付き合いとおっしゃる秦哲美埼玉県議会議員、午後からは地元・同僚・友人の方々から昔話と共に温かい祝辞が続きました。浦和選出の浅野目義英県議会議員が、伝記「くちなしの花のように」第五章に登場する彩福祉グループ事件のある意味"主役"クラス茶谷元課長と総選挙の公認争いをされ、恐らくは汚職原資の資金力の前に涙を飲まれた方であったとは今回の大サプライズの一つでした。
そして極めつけは新井さんの小学校時代の同級生、元北本市助役程塚幸男さんのユーモアと友情溢れるスピーチでした。
また「くちなしの花のように」の著者である当社社長島田善生が挨拶の中で述べているように、榊多嘉子先生、秦哲美先生、そして堀口直子女史には、伝記制作・祝賀会企画運営全ての面でお世話になりました。
エンターオン一同深く感謝しております。
今後も伝記や祝賀会の模様を少しづつ紹介していきます。
少し大げさかも知れませんが一連のお話しには全て、戦争や医療、看護職を通した女性史などの生々しい断面が語られています。
自分は従軍看護婦さん達を「救護員」と呼ぶこと、それらが赤十字によって組織されていたこと、海外の傷病兵を搬送する「病院船」なるものにまつわる種々のエピソード等、この伝記制作の過程で初めて知る事が少なくありませんでした。
生きた歴史の勉強を折に触れ共有できればと思います。
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