新井サダ先生の伝記「くちなしの花のように」は、看護界の貴重な歴史的資料です!
この月末月初、新井サダ先生の米寿を祝う会にご出席頂いた主賓の方々や、伝記「くちなしの花のように」制作に御協力頂いた方々に、できる限り新井先生自ら答礼にまわられています。出版や祝賀会の運営に携わらせて頂いたエンターオンとしても、お伴をさせて頂き、お礼を申し上げてきました。
最初は現昭和女子大学学長で元埼玉県副知事の坂東眞理子さん。
「ご挨拶だけですから立ち話で結構です」と遠慮申し上げるも、学長室で30分近くご歓談を頂きました。 日本で初めての看護師団体直営の高齢者施設エガリテに関わるエピソードは 新井サダ伝「くちなしの花のように」の大きな柱であります。この件を通じてお二人は正に同志の間柄になられたようです。
新井先生がかねてから思い描かれていた看護から介護への重要な橋渡しの機会ともなりかつ看護職の方々全体にとっても文字通り歴史的出来事の当事者、お二人の久々の出会いに立ち会わせて頂けたのは幸運の限りです。
そして同日衆議院議員会館と参議院議員会館を訪問。
枝野幸男さん、武正公一さん、山崎摩耶さん、島田智哉子さんの議員事務所をお尋ねしました。
総理補佐官就任も決定しているといわれる、「必殺仕分人」枝野先生はご本人にお目にかかりご挨拶をさせて頂きました。とても丁寧、率直なお話し振りに敬服をしました。
次にご本人にお目にかかれたのは山崎摩耶さんでした。
新井先生とは日本看護協会時代旧知の間柄。色々と話に花が咲きました。その中で今回の伝記出版について、「非常に時機を得た企画。 (この本は)看護の歴史、看護の有り方の貴重な資料・教材として意味があるので看護関係の教育機関は是非利用するべき。積極的に紹介もするべき」とのお話しを頂きました。
確かに看護師さんや看護職全体の、貴重な生きた歴史的資料の一つになり得ると我々も自負しておりましたので、山崎先生にお言葉は大変嬉しく有り難く思いました。
外務副大臣でもいらっしゃる武正先生と島田参議院議員はまさに国会開会中でお留守でした。またその後埼玉県の上田知事の秘書課にもお邪魔しました。
ところで議員会館というのは我々一般人がふらっと行って入れて頂ける所ではありません。今回私達の道案内をしてくださったのは、埼玉県議会議員の秦哲美先生です。新井先生とは大宮市長でいらっしゃったお父上の時代からのお付き合いとか。それにしても今回の一連の伝記制作から祝賀会開催、そしてこの様な事後の答礼訪問まで、本当にご丁寧ご親切にお世話頂きました。その誠実でご親切なお人柄には頭が下がるばかりです。
秦先生、本当に有り難うございました。
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